誰でもできる耳コピ術STEP11 指一本で遊んでみよう
どうも、きんたろです♪
STEP10までで基本的な部分がほぼ終えてしまったので、実は最近ネタがなくなってきてちょっと困ってます(笑)
なのでまずは一度、これまでの耳コピ講座の流れをざっくりとおさらいして行こうかなと思います。
①まずは鍵盤に慣れる
まず最初にピアノに触る前に、頭の中の記憶にある音(好きな曲などなんでも構いません)と、指を連動させる(エアーピアノ)練習をします。これは電車で移動中の時や、お風呂でゆっくりしている時など、日頃から癖のようになるまで、暇さえあればやってみると上達の近道になりますよ、という話をしました。
そして、実際にピアノに座ったら、まずは目を瞑って弾いてみる(ブラインドピアノ)。どんな形の指で押さえたら、どんな音が出たのか。力加減が音にどんな強弱として表れるのか。指が左右に移動したら、どのような音に変化するのか…などなど。まずは「鍵盤を押さえる」ということと、実際に弾いてみたピアノの音を聞いて「鍵盤に慣れる」ことから耳コピはスタートします。
②音をイマジネーションしてみる
まずはなんでも良いので、音を鳴らしてみてください。そしたら「次は上がりたいか、下がりたいか?」を考えて、上がるなら指を右に動かし、下がるなら左に動かす。上がった方がしっくりする、とか、下がった方が音楽っぽい、といった主観で結構ですので、自分の感性に従って、何度も繰り返し音を出してみましょう。その時、すぐに次の音に行くのではなく、じっくりと「今出した音」を耳で確かめて、「これはなんだか暗い音だな」とか「この音はなんか楽しげだな」といった風に、音に「自分が感じたこと」を重ね合わせてみてください。こういった地道な行程が、後々になって「作曲」や「アドリブ」への道へと繋がっていきます。
③右手で音を探す
ここまで出来たら、実際に耳コピをしてみましょう。まずは簡単な曲(チャルメラ、チューリップ、小さな世界など)を頭の中で思い浮かべましょう。そしたら右手を使って白鍵(鍵盤の中で黒い鍵盤を除いたもの)の中から、「最初の音と”思われるもの”」を探します。これかな?とおぼしきものが見つかったら、「次の音は今の音よりも低いのか、高いのか、それとも同じ音なのか」を考え、低ければ今押している鍵盤よりも左にある鍵盤の中から次の音を探します。
それを繰り返してまずは簡単な曲を一曲、二曲、三曲…とチャレンジしてみましょう。
④左手を使ってみる
右手でメロディ(ヴォーカルが歌う部分)を探すことができたら、今度はそのメロディに合うベース音(左手)を見つけてみましょう。まず、頭の中で、どのタイミングでベース音が鳴っているかを思い浮かべ、実際にそのタイミングで、左手の指一本で押さえてみましょう。メロディと一緒に弾いてみて「違和感」があれば、それは違うベース音ということになります。どの音なら「(なんとなく)合っているのか」、自分の記憶を頼りに探してみてください。
⑤複数の指を使って弾いてみる
左手の指一本でベース音を見つけることができたら、かなり相対音感が養われてきた証拠です。指の数を増やし、同時に弾いてみる、バラバラに弾いてみる、色々試してみましょう。「この指とこの指は使いやすい(弾きやすい)な」なんて発見があるかもしれませんね。
⑥調を覚える
これまでは「白鍵だけ」を使ってピアノを弾いてきましたが、次は違う調を覚えて弾いてみましょう(STEP9)。同じ曲でも、調が違うだけで随分と雰囲気が変わるのを実感できるはずです。
どうですか?
ここまで全て実際にやってこれた方は、最初と比べてかなりピアノが上達したのではないでしょうか。
まだ狙った音を押さえるのが難しく戸惑う方も、早く耳コピをしようと焦らず、①と②の「頭の中の音と指をリンクする練習」を続けて行けば、必ずできるようになるので大丈夫です。
初めのうちは、「まずピアノに慣れること」、そして「音感を養う」ことが第一の目標ですので、焦らずゆっくり、頑張っていきましょう♪
さて、気になる今回の講座の内容ですが、
指一本で遊んでみよう
ということで、両手一本ずつ、たった計2本の指で、ひたすらめちゃくちゃに弾いて遊んでみましょう!(笑)
たまには難しいことは考えず、ただ無我夢中に弾くのも良いですよ♪
でも始めた頃と比べて、確実に指を動かすスピードと正確性は上がってる筈です!
プロの早弾きのように、「カッコよく」弾いちゃってください!(笑)
ちなみに、きんたろは指2本のうち、左手の指は「一箇所しか押さない」という独自ルールを設けて遊んでみました(笑)↓こちらです。
なんか綺麗な山脈みたいになった…!(笑)
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